2017年に自身初となるベストアルバムをリリースし、近年ではプロデューサーとしても活躍しているマット・キャブ。彼の代表曲であり、ウェディングソングとして愛され続けている「Love Story」についてインタビューしました。

━━「Love Story」は英語で紡がれたロマンチックな歌詞が印象的ですが、どのようにして誕生した曲なんですか？

2ndアルバム「LOVE STORIES」を制作する時、家族、恋人、音楽など、自分の中にあるさまざまな愛のかたちをテーマに楽曲を制作しました。その時に「今付き合っている彼女との出会いと、これから二人で描くストーリーについての曲を作ろう」と思ったことがきっかけです。僕自身のリアルな状況や想いを歌詞にした曲だったので、良い意味で自然に生まれた曲でした。

━━良い意味で自然に生まれた曲とのことですが、歌詞を書く際に心がけたポイントはありますか？

作り話じゃない、自分自身のリアルなエモーションを曲全体に込めることですね。いろいろと頼ってしまうこともあるけど、かけがえのない君に出会えたことにとても感謝している、という気持ちを込めて作りました。あと、僕は毎朝起きた時に「今日はどういうストーリーを描こうかな」と5分くらいかけて考えているんですけど、その習慣から、「人生という長いストーリーを、二人で一緒に描く」というテーマを連想しました。

━━レコフォトでは、新郎新婦の写真とこの曲を組み合わせて新郎新婦の生い立ちを紹介するプロフィールムービーを作成します。レコフォトユーザーの披露宴で「Love Story」が流れるんですが、感想はいかがですか？

光栄です！結婚式という特別な日に、僕の「Love Story」がお二人のストーリーになるのは、“ラブが広がっていく感じ”がしてすごく嬉しいです。 レコフォトのプロフィールムービーを見て、こんな風に使ってもらえているんだ！と知ってさらに嬉しくなったし、「Love Story」の後半の歌詞は、ちょうど彼女と出会った時のことを描いた歌詞なので、「二人の思い出」のパートにぴったりだと思いました。

━━2017年には、続編となる「Our Dream」も発表されていますね。たくさんの新郎新婦から、「Love Story」への大きな反響があったのだろうと思います。

正直、こんなに結婚式で人気になるとは予想していませんでした！ライブの時、お客さんが「結婚式で『Love Story』を使いました！」って報告してくれたり、お子さんも一緒に連れて来てくれたりしたんです。「『Love Story』があったからこの子がいるんです」って言われて、本当に幸せで胸が一杯になって……。そういった反響から、「Love Story」の後、少し大人になった二人のストーリーとして「Our Dream」を作りました。

━━最後に、レコフォトのユーザーに向けてメッセージをお願いします。

結婚って、たくさんの人であふれている世の中でその人を選んで、一生一緒に暮らしていくということで、それはとても美しいことだと思います。 「Love Story」のように、「二人で毎日美しいストーリーを作り上げていこう」という考えをお互いに持って、いつまでも幸せに過ごしてください！